第6節 潜口民居
屯渓区から約23km北の潜口村に明時代の建築物を集めて保存展示している“潜口民居”があります。
明時代に建てられていた潜口村祠の門楼を、この民居展示場入場門として移設したそうです。
画像1:“曹門庁” (画像をクリックして 大きくなりますヨ)
間口九間の大変大きい門楼です。
宋代漕運使だった汪曹の子孫が明嘉靖三十三年(1554年)に建設
した支祠の門楼
画像2:門楼の中央出入口の托日型門墩
高:168cm 幅台座:31cm 幅太陽:26cm 全長:92cm
画像3:“司諌第の門楼”
明朝永楽時代の進士汪善の子孫が明弘治八年(1495年)に建設
この門にも托日型門墩が設置されています。
“潜口民居”のパンフレットに載っていた写真です。
画像4:方文泰宅の出入口
画像5:方文泰宅の出入口の箱子型一体低門墩
高:21cm 幅:29,5cm 全長:47,5cm
“方文泰宅”:明代中後期に建てられた富豪の住宅
“潜口民居”の中には明代の住宅が四軒ありますがいずれも門の構造
は箱子型一体低門墩でした。
第6節 潜口民居 終